2014年10月30日

エボラ対策で兵士隔離 米長官理解求める

アメリカ軍は、西アフリカでエボラウイルスの感染拡大を防ぐ任務に当たったすべての兵士に対し、3週間事実上の隔離措置を取る方針を正式に発表し、国内で隔離策への批判の声も上がる中、万全を期すためだと強調し、理解を求めました。

アメリカ軍は、エボラウイルスの感染拡大が続く西アフリカで治療施設の整備などに当たるため、最大で4000人規模の兵士を送る方針を示していて、すでに陸軍の兵士など、およそ1100人がリベリアなどで任務に当たっています。
国防総省は29日、西アフリカから任務を終えて引き揚げるすべての兵士に対し、感染拡大の予防措置を強化するため、3週間、外部との接触を厳しく制限するなど事実上の隔離措置を取る方針を発表しました。
ヘーゲル国防長官は29日、首都ワシントン市内で行った講演で「兵士たちの家族や地域社会でも詳細を議論した結果であり、十分な安全策が求められている」と述べ、万全を期すためだと強調しました。
この隔離措置は、初期の任務を終えて引き揚げた兵士たちに対し、アメリカ軍の基地内ですでに実施されていましたが、一方で、アメリカの一部の州が西アフリカでエボラ出血熱の患者と接触した医療従事者に対して同じような隔離策を導入し、医療従事者からは人権の侵害といった声も上がっていました。
このため国防総省は、兵士の隔離措置を継続するかどうかを今後45日以内に検討すると説明し、軍の方針に理解を求めたい考えです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141030/k10015811301000.html
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軍の兵士は、民間市民とは立場が違うのですから、このような対応策はなんの問題もないのではないでしょうか。軍としては当然の措置でしょう。
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【エボラ】ワクチン開発不要論! “無症候者”の免疫システム研究がカギ?(医学論文)

エボラ出血熱の感染者数が遂に1万人を越えた(10月25日、WHO調べ)。死者数は4,922人で、現在のところ致死率は約50%ということになる。今回の感染拡大の収束に時間がかかれば、今後は感染者、死者数の増加と共に致死率の上昇も予想されかねない。多数の犠牲者を出して猛威をふるう今回のエボラ流行だが、現地で医療作業中に感染したものの見事に回復して再び医療活動に復帰する看護師の“復活劇”が注目を集めている。


■再び活躍するエボラ熱“生還者”たち

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エボラ“生還者”のウィリアム・プーリー氏 画像は「YouTube」より
 そのうちの1人は、今年8月、西アフリカのシエラレオネで、医療作業中にエボラ出血熱に感染し、母国のイギリスに移送されて治療を受けていたイギリス人看護師、ウィリアム・プーリー氏(29歳)だ。彼は、入院後に見事に回復を遂げた後、医療活動を再開するため再びシエラレオネに戻ったという勇敢な看護師だ。

 8月23日に病院に搬送され、9月3日に退院したというプーリー氏だが、治療には未承認の治療薬「ジーマップ(ZMapp)」が投与されたことがその後の病院の発表で判明している。プーリー氏は「免疫ができた自分こそが医療活動を行なうべきであり、特に状況が深刻なシエラレオネに戻るのが適切だと考えた」と、英「Guardian」紙の取材に応えている。

 また、米「Bloomberg」が10月22日に伝えたところによれば、同じくエボラ出血熱から回復を遂げたアミー・スバーさんは現在、「国境なき医師団」と共にリベリア共和国の首都モンロビアの病院でエボラ患者に食事や薬剤を提供したり、子どもたちのおむつを交換したりする医療活動に従事しているという。

 ここにはスバーさんのように、エボラ出血熱から回復した元患者が11人勤務していて、免疫のある彼らは防護服は着用せずに手術服にマスク、手袋、長靴といった軽装備で患者の世話をしているということだ。軽装備での医療活動については賛否両輪があるものの、現在のところ再感染した者はいない。「国境なき医師団」のアテナ・ビスクージ氏は「彼らに一生免疫があるかどうかはわからないが、少なくとも今回のエボラ流行の間に再び感染することはないだろう」と取材に応えている。


■“生還者”よりも“無症候者”がカギを握る!?

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「Popular Science」の記事より
 感染から発症、そして闘病の末に回復を遂げ、エボラに対する免疫を獲得した彼らのような“生還者”がいる一方で現在、エボラに感染していながら何の症状も引き起こさない“無症候者(asymptomatic)”が実は相当数いることがわかりつつある。

 1996年のガボン共和国でのエボラ流行の際、感染地域の多くの人々の血液が研究者によって検査されたが、エボラの陽性反応が出た者の実に71%が病状のない無症候者であったという。また2000年に発表された研究論文によれば、感染地域で看護などによりエボラ患者に接触した者の46%は陽性でありながら無症候であったということだ。
http://tocana.jp/2014/10/post_5097_entry.html
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>エボラの陽性反応が出た者の実に71%が病状のない無症候者
驚くべき数字ですね。エボラに感染しても半数以上が無症状とは・・・。この人たちはウイルスを撒き散らすことはないのでしょうか。だとすればこの人たちに看護を任せればよいわけですね。
リベリアでの感染はもしかするとこれ以上拡大しないかもしれませんね。感染していても無症状の人が増えれば拡大のしようがないわけですから。

それにしても同じウイルスの場合、一度感染して完治したら抗体ができて2度と感染しないのが間違いないとなれば、世界がパンデミックフルーになるリスクはかなり低くなりそうです。このブログの更新もあと少しで終わりになるかもしれません。
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高知)エボラ出血熱、県が対策チーム設置へ

尾ア正直知事は28日の定例会見で、エボラ出血熱の感染拡大に備えて、県内の医療機関などを交えた対策チームを新たに設置することを明らかにした。

 県健康対策課の担当者によると、新たに設置される対策チームには、県内の福祉保健所や医師会、医療機関の関係者が参加。来月中にも会合を開き、万一、県内でエボラ出血熱に感染した疑いのある患者が複数確認された場合の対応などを検討するという。

 尾ア知事は「厚生労働省の通知に基づき、県内で発症した場合に対応できる態勢は一定できていると思うが、仮に感染者が急激に拡大した場合の備えも危機管理として必要」と話した。
http://www.asahi.com/articles/ASGBX3C5RGBXPLPB00B.html
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47都道府県すべてでエボラ出血熱への対応策を強化してほしいものです。特に対応病院のない県については感染の疑いがある場合どうするのかをしっかりと決めていてほしい。それにしても他見に搬送するなんてそんな悠長なことをされたら、患者の立場としてはたまらないわけですが。
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【エボラ出血熱】感染拡大ペース、リベリアで鈍化の可能性 WHO

世界保健機関(WHO)ブルース・エイルワード事務局長補は29日、エボラ出血熱の感染が深刻なリベリアで、感染の拡大ペースが減速している可能性があることを明らかにした。

感染が確認された患者数が横ばいとなっているほか、死者の埋葬や医療施設に新たに収容された患者の数が減少しているという。

エイルワード事務局長補は記者会見で、「新規感染のペース鈍化を確認している」としつつも、「大幅に減少したわけではない」とし、エボラ熱が制圧されつつあると判断することには警鐘を鳴らした。

同事務局長補の発表によると、エボラ熱感染者数は8カ国で1万3703人に達した。感染者数は25日から3000人超増加したが、過去のデータが追加されたことが主因とした。

また、29日に発表予定のエボラ熱感染による死者数は5000人を超える公算が大きいという。[ジュネーブ 29日 ロイター]
http://www.huffingtonpost.jp/2014/10/29/ebola-liberia_n_6069972.html?utm_hp_ref=japan-world
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鈍化とは良い兆候です。ここで一気に減少まで頑張ってほしいものです。現地でエボラ出血熱と戦っている医療関係者の皆様ご苦労様です。
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2014年10月29日

豪、エボラ熱流行国からの入国禁止 先進国初、ビザ停止

 オーストラリア政府は27日、エボラ出血熱が流行しているシエラレオネ、ギニア、リベリアなど西アフリカの国々を対象にビザの発給を一時停止したことを明らかにした。各国で検疫強化の動きが相次いでいるが、ロイター通信によると、入国禁止の措置をとるのは先進国では初めて。

特集・エボラ出血熱
 モリソン移民・国境警備相は議会で「オーストラリア人を守るためだ」と述べた。対象には、難民など人道的な理由で移住する人も含まれるという。一時滞在ビザをすでに取得している場合でも入国を拒否し、永住権保有者が帰国する場合は、到着前に21日間の隔離措置を受けるよう求めた。

 厳しい措置の背景には、西アフリカから帰国した看護師らが発熱して検査入院するなどのケースが相次いだことや、移民国家で、今後も西アフリカからの移住が続くと予想されることなどがあるとみられる。26日にはギニアから親類8人と共に人道的ビザで入国し、検疫のために自宅待機していた18歳の女性が発熱。クインズランド州ブリスベンの病院へ隔離された。ダットン保健相によると、国内でエボラ感染の疑いで検査したのはこれまで12人。いずれも陽性反応は出ていない。(ブリスベン=郷富佐子)
http://www.asahi.com/articles/ASGBX5RQ3GBXUHBI01H.html
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私はオーストラリアの姿勢を支持したいですね。
>永住権保有者が帰国する場合は、到着前に21日間の隔離措置
確かにこういった対応が、西アフリカのエボラ出血熱の流行を抑える動きに水を注すという点もありますが、各国の自国への対応と西アフリカ諸国への対応は区別して考えるべきでしょう。
厳しい入国禁止をとるけれど西アフリカへの援助はこれまで以上にするといったバランスの取れたものなら良いのではないでしょうか。
自国の安全を最優先するという対応は、止む終えないと思うわけです。
posted by pandemic at 08:23| Comment(0) | TrackBack(0) | エボラ2014年10月ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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