2014年11月04日

対応病床を整備 青森と宮城で初めて

青森県は、西アフリカを中心に拡大するエボラ出血熱など危険性が極めて高い「1類感染症」患者の受け入れが可能な病床1床を県立中央病院(青森市)に整備することを決め、設備の工事に着手した。来年3月に完成予定。

 宮城県でも、東北大病院(仙台市)が平成30年3月までに2床新設する方針。両病院は、それぞれの県で初の第1種感染症指定医療機関に指定される見込み。

 青森県立中央病院では、病室の空気が外に漏れないようにする空調設備や、排水を化学処理する施設、心拍数など患者の容体を遠隔操作で確認できるモニターを設置。県保健衛生課の三橋一史課長は「完成すれば、迅速な対応が期待でき、二次感染のリスクを減らすことができる」と話している。
http://www.sankei.com/life/news/141104/lif1411040031-n1.html
************************************************************
来年中には47都道府県すべてにエボラ出血熱の対応病院を整備してほしいものです。
posted by pandemic at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | エボラ出血熱 対応病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エボラ生存者の血液使い治験、来年早期の利用に道開く可能性

11月3日(ブルームバーグ):世界保健機関(WHO)によると、エボラ出血熱のワクチンや治験薬が利用可能になる前に、エボラ熱生存者から採取した血液が来年早期には患者の治療に使われる可能性がある。
数週間内にギニアとリベリア、シエラレオネで数百人の患者を対象に生存者の血液を使った研究を開始、早ければ2015年早期に結果が出る見込みだとWHOのデービッド・ウッド氏は明らかにした。結果が良ければ、血液を使った治療を拡大する取り組みが速やかに開始されるという。ウッド氏はジュネーブのWHO本部でインタビューに応じた。
ウッド氏は「これは依然として未知の療法だ」と指摘。「それでも妥当な選択肢だと誰もが同意している。それを踏まえてわれわれは前に進めている」と述べた。 
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NEH4OL6VDKHX01.html
************************************************************
こういった療法は、どういう名前で呼ばれているのでしょう。
posted by pandemic at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | エボラ2014年11月ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ホット・ゾーン エボラ・ウイルスは空気感染するのか?

1989年−-、

ワシントンDC郊外に、実験用の猿の飼育施設があった。そこで、フィリピンから輸入された猿が妙な症状でバタバタと死ぬ。ウイルスを調べてみると、電子顕微鏡や、抗体の反応は、エボラであることを示していた。

本書は、このエボラウイルスを殲滅させるべく、陸軍がおこなった作戦を詳細に書いたノンフィクションだ。施設内の350匹以上の猿を安楽死させ、血液サンプルをとり、施設を除染した。施設の周りは住宅街であり、細菌防備のための宇宙服を着て行うこの作戦を、周りの目からかくして極秘裏に安全に行う必要があった。

現在、アフリカで流行っているエボラは、結論からいうと空気感染しない。感染経路は患者の体液(血液や、唾液、糞便)の接触に限られるとされている。つまり、発症した患者に使った注射針を間違えて自分に刺してしまったり、患者の血や体液が、傷に触れたり粘膜や眼球に入り込んだりしなければ大丈夫だ。(とはいってもその感染力は凄まじく、わずか数個のウイルスが血流に入っただけで感染を引き起こすと言われる)

しかし、この猿施設のエボラは、空気感染が疑われていた。施設においては、猿と猿は別の区画に存在して接触がなかったが、それでもエボラはその施設全体に蔓延し、猿に伝播した。空気中にエアロゾル状になったウイルスを肺に吸い込むことで感染する疑いがある。

10人中9人が死亡するエボラが空気感染で蔓延すれば、人類の半数が死ぬとも限らない。この施設を封じ込め除染に成功するかどうかは、人類を救うかどうかの作戦だったのだ。

しかし、結末は、すこし安心できるものだ。この施設のエボラは空気感染が疑われるものの、人間にはなぜか無害だったからだ。4人の猿の飼育係は、このエボラに感染したとされるが、発症することなく、しばらくすると血中からウイルスが消えた。

これは、エボラの変種で、猿には致命的だが、なぜか人間が感染しても死ぬことはない。エボラは、7つのタンパク質を合成する。そのうち4つは未解明の蛋白質であり、そのうち1つが、従来のエボラと違う。この微妙な違いが、猿には致命的でありながら、人間には害を及ぼさない。まだこのウイルスは、わからないことが多すぎる。

この猿の飼育施設でみつかったエボラは、エボラ・レストンと名付けられた。

これらの猿は、フィリピンのミンダナオ島で捕獲されたものだ。中央アフリカでしかみつかっていなかったエボラが、フィリピンの森にすむ猿からみつかったことは衝撃的だ。

多くの凶悪な病原体は、熱帯雨林を起源としている。HIVもエボラも、熱帯雨林に存在したウイルスが何らかの経路で、外界に出てきて、人間に感染する。

我々が、熱帯雨林という自然に踏み込めば踏み込むほど、ウイルスという強烈なカウンターパンチが繰り出される。

かつて中央アフリカの熱帯雨林近くには、未舗装の道しかなかったが、そこが2車線に舗装され、車がひっきりなしに走るようになった。そして、HIVはこの道路の付近で発症し、この道路沿いに急速に感染が広まった。

エボラ・レストンは、人間にたいしては毒性を発揮しないものの、これが突然変異する可能性はゼロではない。実際、極めて危険なエボラ・ザイールと、人間には無害だが空気感染が疑われるエボラ・レストンの2つは、極めて酷似していて、電子顕微鏡の写真では見分けがつかない。

現段階でウイルスがそのような変異をするような証拠も根拠も何もないが、軍の関係者は万が一にもそういうことがおきれば人類は滅亡にちかい試練を受けると考えており、そういう可能性に備えて研究や訓練をしている。

日本にはエボラを扱えるバイオセーフティーレベル4の施設が稼働できず、研究も訓練も難しい
http://blogos.com/article/97915/
************************************************************
エボラ・ザイールが今後空気感染するウイルスに変異する可能性は全くないとは言い切れないようですね。一番良いのは、早く西アフリカでの流行を収束させて、今後はアマゾン等の開発を控えることなのでしょう。未知のウイルスがいるかもしれないところには踏み入れないようにすべきでしょう。
猿には無害で人間には有害のウイルスが今後も出てくることがあるわけですから。
posted by pandemic at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 感染経路 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米医師が警告「エボラの症状がインフルエンザと酷似」

9月30日、ショッキングなニュースが全米を震撼させた。テキサス州ダラスで1人の男性がエボラ出血熱を発症したのだ。治療の甲斐なく、この男性は8日後に死亡。さらに、治療に携わった看護師2人が二次感染。しかも信頼と実績のある地域の中核病院での出来事だ。ブッシュ前大統領も同病院で心臓手術を受けている。

ダラスでのエボラウイルスの二次感染は様々な問題点を浮き彫りにした。

まず、空港検疫でのエボラウイルス感染者のすり抜けだ。死亡した男性はリベリアでエボラウイルスに感染したが、米国入国時に症状はなかった。このようにウイルスに感染しても、すぐに症状は出現しない。この期間を潜伏期と言い、エボラウイルスの場合、最大21日である。現在、全米の主要な空港では西アフリカからの渡航者に対し体温測定が行われているが、効果は限定的だ。2009年新型インフルエンザの際、「水際作戦」を強調するあまり、日本国内での感染の発見が遅れたことを彷彿とさせる。

次に、エボラウイルス感染者に近づいたことのある人を把握し、隔離あるいは体調管理させることの難しさだ。今回、二次感染のリスクのある病院スタッフでさえも飛行機やクルーズ船で旅行していたことが判明。保健当局はエボラ出血熱患者の治療に関わった病院スタッフに旅行の自粛を呼びかけた。

エボラウイルス感染者に対する救急医療体制も課題だ。二次感染した看護師は2人とも結局、ダラスを離れ、「バイオセーフティレベル4」と呼ばれる特殊施設のある他の州の病院に搬送された。地域の中核総合病院でさえも十分に対応できないことが露呈した。

国際的な人の往来が激しい現代、どの国もエボラウイルスの国内感染に備える必要がある。インフルエンザが流行すると、エボラ出血熱とのふるい分けに混乱が生じると予想される。発熱という点でエボラ出血熱とインフルエンザの初期症状は似ているからだ。ダラスでの感染拡大は先進国でさえも感染制御することの難しさを物語っている。日本は準備できているだろうか?
http://president.jp/articles/-/13777
************************************************************
インフルエンザとエボラ出血熱の症状が似ているということですが、両方に感染することはあるのでしょうか。もし同時に感染すると咳をするわけでエボラウイルスの拡散が大きくなるような気もします。まあ2次感染が頻繁に発生するような事態にならねければ心配することもないわけですが。
posted by pandemic at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) | エボラ2014年11月ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月03日

シエラレオネ地方部でエボラ感染拡大、最大9倍増 報告書

【11月3日 AFP】エボラ出血熱感染が広まっているシエラレオネの一部地方では、感染拡大の速度が2か月前に比べて最大9倍に増加していることが、「アフリカ・ガバナンス・イニシアチブ(Africa Governance Initiative、AGI)」の2日の報告書で明らかになった。

AGIの報告書によると「リベリアでの感染状況は減速傾向にあると思われる一方、シエラレオネの一部地域では、エボラ感染は今も恐るべき速さで拡大を続けている」という。AGIは、トニー・ブレア(Tony Blair)元英首相が立ち上げたアフリカ支援組織。

首都フリータウン(Freetown)周辺の農村部では、1日当たりの新たな感染件数が9月上旬では平均1.3件だったのに対し、10月末には平均12件となり、2か月間で約9倍の増加を示したと報告書は指摘。またフリータウンでも、感染は速いペースで増加しており、1日の患者発生数の平均は2か月前に比べて6倍になっている。分析結果は、同国保健省が記録した感染件数の3日間での平均値に基づいている。

AGIによる報告書の発表に先立ち、米国の国連大使は、一部地域における感染拡大ペースの減速と埋葬習慣の改善を歓迎する見方を示していた。

AGIは「事態は変化している一方、状況は依然として『深刻な危機』にある」と述べている。

世界保健機関(World Health Organization、WHO)発表のデータによると、同機関が記録しているエボラウイルスの感染者は1万3000人を超え、5000人近くが死亡しているという。だが感染者と死者の実際の数はこれよりもはるかに多い可能性があることをWHOは認めている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3030670
************************************************************
しばらくは注視が必要なようですね。それにしても「だが感染者と死者の実際の数はこれよりもはるかに多い可能性がある」というのはどのくらいなのでしょうね。実際は公表している数字の倍以上だったりて。
posted by pandemic at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | エボラ2014年11月ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。