2014年11月08日

リベリア滞在の発熱男性、エボラ出血熱は陰性

厚生労働省は8日、リベリアに滞在し、7日午前に東京都内の医療機関に受診していた60代男性からエボラウイルスが検出されなかったと発表した。男性に発熱の症状があったため、国立感染症研究所村山庁舎(東京都武蔵村山市)で血液などを調べていた。

特集:エボラ出血熱
 男性は現在、指定医療機関の国立国際医療研究センター(東京都新宿区)に入院し、治療を受けている。熱が下がり次第、退院するという。

 厚労省によると、男性は仕事で10月26日まで数週間、リベリアに滞在。現地で患者らとの接触はないと報告していたという。11月4日に羽田空港から帰国、検疫所に滞在歴を申告したときには異状はなく、1日朝夕の2回体温を測り、検疫などに報告する「健康監視」対象となった。

 6日夜に38・9度の熱があり、7日午前に自宅近くの医療機関を受診、のどの痛みもあり、へんとう炎と診断された。帰宅後、発熱をメールで検疫所に報告。同日夕に自宅から国立国際医療研究センターへ搬送された。

 同センターでは、A群溶血性レンサ球菌感染による咽頭(いんとう)炎と診断されていた。

 厚労省によると、7日午後に流行国のギニアから入国し関西空港で発熱症状が確認された、ギニア人の20代女性の検査結果は8日昼過ぎに出る見通しという。
http://www.asahi.com/articles/ASGC81V4HGC8ULBJ002.html
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エボラ出血熱の疑いでニュースにするのは、そろそろやめにしてほしいものです。そういうニュースはどんなプラスがあるのでしょう。マイナスオーラを振りまいているだけでしょう。といっても医療関係者には万全の体制で備えてほしいわけですが。
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2014年11月06日

エボラ上陸「予行演習」で見えた 日本の無防備なバイオテロ対策 先進国ネットワークから仲間外れ

結果は「エボラ陰性」。リベリアに滞在し、羽田空港で発熱していたという男性は、エボラかどうかを調べる簡易検査のPCRで陰性との診断を受け、3日間の隔離後、無事退院した。これは良いニュースのはず……? しかし、陰性が確定し、退院したとのニュースは、まるで認めたくない事実であるかのように、静かな報道だった。

 塩崎恭久厚生労働相は10月28日、閣議後記者会見で、発熱男性への一連の対応を「準備の段取りどおり」と評価した。男性を国立国際医療研究センター(国際医療センター)に搬送し、血液検体を国立感染症研究所(感染研)村山庁舎に送って、陰性の判定がでるまで約14時間。エボラかどうかの判定をするPCR検査そのものに7時間かかったことを考えれば、まずまずの結果だろう。


国立感染症研究所村山庁舎のBSL-4ラボ内部の写真(提供:国立感染症研究所)
 エボラ患者に対応できる病院は全国に45か所ある。都内にはいくつかの受け入れ病院があるが、羽田空港に一番近いわけでもない国際医療センターに患者が送られたのは、おそらく、受け入れ態勢がもっとも整っているから。

なぜ村山庁舎に検体をわざわざ運んだのか?

 しかし、血液検体の送り先についてはどうか。厚生労働省によれば、PCR検査ではウイルスを不活化させる処理を施すので、検査検体が「エボラ疑い」の患者からのものであれば、BSL-3(バイオセイフティレベル3)の安全基準のラボで実施してよいとしている(注1)。BSL-3ラボは、全国に数多くあり、複数のBSL-3ラボをもつ感染研の本部(戸山庁舎)は、患者が入院した国立国際医療研究センターから早稲田側に坂をのぼってすぐのところにある。戸山の感染研本部でやる方が時間も節約でき、検体輸送に関わるリスクも軽減できるのに、なぜ血液検体はわざわざ武蔵村山市にある感染研の村山庁舎にまで送られたのだろうか。 

 これには理由がある。「エボラ疑い」としてBSL-3で検査された検体は、「エボラ確定」となると突然、扱いが変わってくるからだ。感染症法によれば、いったん、エボラと確定した検体は、確定から2日以内に破棄するか、BSL-4に運ばなければならない。しかも、エボラと同定されたウイルスを運ぶとなれば、どの信号を何時何分に通過する予定であるといった、詳細な内容も記した分厚い書類を事前に警察に届け出なければならず、実際の輸送中に通過予定ポイントを5分以上遅れるようであれば、その都度報告しなければならないらしい。検体を破棄せず、BSL-4へ検体を移すという選択肢を残すことを考えた場合、村山庁舎以外のBSL-3ラボでPCR検査を実施し、このすべてを2日以内に行うというのは非現実的だ。

 村山庁舎には、地元の反対により1981年の設立以来一度も正式稼働していない、世界最高レベルの安全基準(バイオセイフティ)をもつBSL-4のラボがある。エボラのような危険性が最高クラスの病原体は、このBSL-4の基準を満たすラボでしか取り扱ってはいけないというWHO基準があり、日本の感染症法もそのように定めている(注2)。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4411
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エボラ出血熱ではなくほかのウイルスでバイオテロが起きる可能性が将来あるわけで、今回のエボラ出血熱騒動は、今後のためにはプラスなのでしょうね。この際徹底的にバイオテロ対策を強化してほしいものです。何しろかつてオウム真理教によるテロがあった国なのですから、今後もいつ何が起きるのかわからないからです。
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エボラ出血熱に残る数々の疑問

maia 曰く、
ロイターに興味深い記事が載っている。ワシントンの医学研究所で3日に開催されたセミナーで専門家らが述べた話。少し釈然としないものもあるが、以下摘記。

粘膜や血流を通じて感染するとされているが、傷のない皮膚からも感染する可能性を排除できない。
発症していない人からは感染しないとされているが、感染する可能性はある。
発症までの潜伏期間が、接触した体液の種類によって違いがあるかどうか。唾液に接触した人の潜伏期間は、これまで最大だとされてきた21日間よりも長い可能性がある。
潜伏期間、体温が38度までなら人に感染しないとされているが、実際に何度の体温で感染し始めるのかは全く不明。
ウイルスを除染するのに、泡状、ガス、液体のどれが最も効果的か分かっておらず、下水道でウイルスが生き残る可能性も不明で、ネズミが感染する可能性もある。
http://slashdot.jp/story/14/11/05/0742234/%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%A9%E5%87%BA%E8%A1%80%E7%86%B1%E3%81%AB%E6%AE%8B%E3%82%8B%E6%95%B0%E3%80%85%E3%81%AE%E7%96%91%E5%95%8F
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私にも疑問はかなりあるわけで、今みんなが信じていることはしっかりと検証すべきだと思うわけですが、まあ誰かが今現在テスト中だったりするのでしょうね、
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2014年11月04日

エボラ生存者の血液使い治験、来年早期の利用に道開く可能性

11月3日(ブルームバーグ):世界保健機関(WHO)によると、エボラ出血熱のワクチンや治験薬が利用可能になる前に、エボラ熱生存者から採取した血液が来年早期には患者の治療に使われる可能性がある。
数週間内にギニアとリベリア、シエラレオネで数百人の患者を対象に生存者の血液を使った研究を開始、早ければ2015年早期に結果が出る見込みだとWHOのデービッド・ウッド氏は明らかにした。結果が良ければ、血液を使った治療を拡大する取り組みが速やかに開始されるという。ウッド氏はジュネーブのWHO本部でインタビューに応じた。
ウッド氏は「これは依然として未知の療法だ」と指摘。「それでも妥当な選択肢だと誰もが同意している。それを踏まえてわれわれは前に進めている」と述べた。 
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NEH4OL6VDKHX01.html
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こういった療法は、どういう名前で呼ばれているのでしょう。
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米医師が警告「エボラの症状がインフルエンザと酷似」

9月30日、ショッキングなニュースが全米を震撼させた。テキサス州ダラスで1人の男性がエボラ出血熱を発症したのだ。治療の甲斐なく、この男性は8日後に死亡。さらに、治療に携わった看護師2人が二次感染。しかも信頼と実績のある地域の中核病院での出来事だ。ブッシュ前大統領も同病院で心臓手術を受けている。

ダラスでのエボラウイルスの二次感染は様々な問題点を浮き彫りにした。

まず、空港検疫でのエボラウイルス感染者のすり抜けだ。死亡した男性はリベリアでエボラウイルスに感染したが、米国入国時に症状はなかった。このようにウイルスに感染しても、すぐに症状は出現しない。この期間を潜伏期と言い、エボラウイルスの場合、最大21日である。現在、全米の主要な空港では西アフリカからの渡航者に対し体温測定が行われているが、効果は限定的だ。2009年新型インフルエンザの際、「水際作戦」を強調するあまり、日本国内での感染の発見が遅れたことを彷彿とさせる。

次に、エボラウイルス感染者に近づいたことのある人を把握し、隔離あるいは体調管理させることの難しさだ。今回、二次感染のリスクのある病院スタッフでさえも飛行機やクルーズ船で旅行していたことが判明。保健当局はエボラ出血熱患者の治療に関わった病院スタッフに旅行の自粛を呼びかけた。

エボラウイルス感染者に対する救急医療体制も課題だ。二次感染した看護師は2人とも結局、ダラスを離れ、「バイオセーフティレベル4」と呼ばれる特殊施設のある他の州の病院に搬送された。地域の中核総合病院でさえも十分に対応できないことが露呈した。

国際的な人の往来が激しい現代、どの国もエボラウイルスの国内感染に備える必要がある。インフルエンザが流行すると、エボラ出血熱とのふるい分けに混乱が生じると予想される。発熱という点でエボラ出血熱とインフルエンザの初期症状は似ているからだ。ダラスでの感染拡大は先進国でさえも感染制御することの難しさを物語っている。日本は準備できているだろうか?
http://president.jp/articles/-/13777
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インフルエンザとエボラ出血熱の症状が似ているということですが、両方に感染することはあるのでしょうか。もし同時に感染すると咳をするわけでエボラウイルスの拡散が大きくなるような気もします。まあ2次感染が頻繁に発生するような事態にならねければ心配することもないわけですが。
posted by pandemic at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) | エボラ2014年11月ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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