2014年10月28日

WHOなどエボラ出血熱感染拡大を警告

エボラ出血熱を巡って、WHO=世界保健機関とアメリカのCDC=疾病対策センターは、今後有効な対策が取られなければ感染者が急増すると警告しています。

WHOは今月14日、エボラウイルスに新たに感染する人の数が、7月以降、急激に増えているとして、有効な対策が講じられない場合、12月の初めには1週間当たりの新たな感染者が1万人に急増するおそれがあると警告しました。
また、アメリカのCDCは、先月、西アフリカのリベリアとシエラレオネの患者の増え方などを基に行ったシミュレーションや、専門家などへの聞き取り調査の結果、感染拡大の勢いが衰えなければ、来年1月には、患者の数は最大で140万人に上るおそれがあると指摘しています。
その一方で、患者の7割を適切に隔離して処置できる医療体制が整えば、来年1月までに感染拡大に歯止めがかかると予測しています。
しかし、西アフリカでエボラ出血熱の対応に当たる国際的なNGO、「国境なき医師団」によりますと、現地では、患者を隔離して入院させるための施設が足りず、自宅で待機している患者の家族に、塩素剤や手袋、作業着などのセットを配るなどの対応を取っているのが実情だということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141027/k10015739361000.html
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>患者の7割を適切に隔離して処置できる医療体制が整えば
患者全員を隔離しないと感染の歯どめはできないと思うのですが、一刻も早く物資や資金の援助をしてほしいものです。対応が遅れれば遅れるほど物資や資金もさらに必要となるわけですから。
posted by pandemic at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | エボラ2014年10月ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広東省だけで不法滞在アフリカ人は10万人!?

中国広東省で43人がエボラ出血熱陽性――10月22日、そんな衝撃的な記事がエキサイトニュースに掲載された。ところが、この記事は事実誤認もしくは誤植だったようで、配信から数時間後には削除され、「43人は陰性だった」とする記事に差し替えられていた。

 しかしこの誤報が、現実になる可能性も否定できない。

 中国衛生当局の発表では8月23日以降、エボラ出血熱の流行地域から広東省に8672人が移動しており、予断を許さない状況が続いているという。

 実は広東省とエボラ流行地域とは密接な関係がある。広東省広州市には、貿易のため移り住んだアフリカ人が多数おり、”リトルアフリカ”を形成しているからだ。近年、アフリカと中国はビジネスが緊密化しており、貿易額は2100億ドル(約21兆円/2013年、中国海関統計)以上で、日本の6倍にもなっている。広東省内には西アフリカ系を中心に、30万人以上のアフリカ人が居住しているとされており、流行地域との往来は緊密といえる。

 一方で、指摘されているのが中国に不法滞在するアフリカ人の急増だ。広東省のアフリカンコミュニティにも、不法滞在となっている者が少なくない。広東省だけでもアフリカ人の不法滞在者は「10万人以上」(『産経新聞』8月10日付)いるという。そうした事情から「感染の疑いのある者が入国したとしても、その人物の居場所や動線を当局は把握できない」(華南地域の地元紙記者)という指摘もある。

「偽のパスポートやビザで中国に入国するアフリカ人もいます。多くは蛇頭(中国マフィア)にお金を渡してが手配し、出稼ぎにやってくるのです。偽パスポートなどで入国した場合、どこから来たか確かめようがなく、当局もお手上げでしょう」(同)

西アフリカと日本を結ぶ線上に「中国人観光客」

 また、中国とエボラ出血熱が流行する西アフリカの関係も密接だ。中国は経済発展を支える資源の供給先として、早くからアフリカに進出。ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、エボラ出血熱が最も流行しているリベリア、シエラレオネ、ギニアと中国との貿易額は2013年、51億ドルに達しており、これらの国々と米国との貿易額の約10倍にのぼっている。また、中国商務部や外交部の統計によれば、これらの3国に住む中国人は約2万人だったが、感染拡大した今年8月以降は1万人程度に減少している。

 つまり、エボラ出血熱の感染拡大後、これらの国から約1万人が中国に帰国しているというわけだ。

「北京や上海の人たちは『広東省へしばらく行くな』と言っています。『アフリカ人が多いからエボラ熱に感染する危険性がある』と本気で思っている。帰国した43人は陰性だったとこちらでもニュースになりましたが、”前科”があるので信じている人はいない。アジア地域でのエボラウイルスのパンデミックは、中国から始まる危険性がある。当の中国人でさえ、そう考えています」(北京駐在の大手紙記者)

 もっとも危惧されるのが、感染病が起こる度に露呈している中国当局の隠蔽体質だ。2002年11月頃から広東省で感染者が確認されていたはずの重症急性呼吸器症候群(SARS)は、2月までWHOへの報告をせず、北京市では患者隠しまで行っていたことが後に明らかとなった。結果、感染地域は中国以外に広がり、10か国で約800人が死亡した。

 さらに2005年に中国各地で鳥インフルエンザが流行した際も、中央政府による責任追及を恐れ、各地方政府が感染者数を過少報告していたことが明らかとなっている 

 一方で、日本政府観光局が発表した今年9月の外国人観光客数では、中国大陸部からの訪問客が最多となり、前年同期比57.6%増となっている。また広東省を中心とした華南地域には、香港を含めると数万人規模の日本人が住んでおり、出張者や旅行者も多く、日本との往来は活発だ。

 遠い国の出来事であるかのようなエボラ出血熱だが、中国経由で日本上陸というシナリオもありえない話ではないのだ。日本の検疫所は、エボラウイルスの流行地域に滞在歴のある人の体温報告を義務化したが、「中国ルート」のような、第三国経由の日本上陸にも同時に目を見張る必要がある。
(取材・文/アズマカン)
http://dmm-news.com/article/895118/
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中国はアフリカと思った以上に密接な関係があるようですね。こんな状況では中国にエボラ出血熱が発生するのは時間の問題でしょう。発生した場合にエボラ出血熱を封じ込める体制はできているのでしょうか?封じ込めに失敗した場合は中国人観光客お断りといった状況になりかねないですね。
posted by pandemic at 08:14| Comment(0) | TrackBack(0) | エボラ2014年10月ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エボラ出血熱の検査、発熱男性は陰性 厚労省が発表

厚生労働省は28日、西アフリカに滞在歴が有り、27日午後に羽田空港に到着した40代男性に発熱の症状があるとして、エボラ出血熱の感染の有無を検査した結果、陰性だったと発表した。

リベリアから帰国した男性が搬送された国立国際医療研究センター(27日夜、東京都新宿区)
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リベリアから帰国した男性が搬送された国立国際医療研究センター(27日夜、東京都新宿区)
 男性は国立国際医療研究センター(東京・新宿)に搬送され、血液などの検体を国立感染症研究所に送って詳しい検査を進めていた。

 政府関係者によると、男性は45歳のジャーナリストでカナダ国籍の日系人とみられる。8月から約2カ月間、エボラ出血熱が流行しているリベリアに滞在して取材した後、ベルギーなどを経由して日本に入国した。到着時の体温は37.8度だったという。

 全日空によると、男性は27日午後3時35分ごろ、ロンドン発の全日空便で羽田空港に到着した。同便には乗客190人、乗員16人の計206人が搭乗していた。

 厚労省は、最長の潜伏期間とされる21日間以内にリベリアなど4カ国の滞在歴がないか、検疫を実施している国内30空港で、すべての入国者に確認する措置を始めるなど、水際の検疫体制を強化している。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG28H01_Y4A021C1000000/
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陰性で良かったわけですが、陽性ならマスコミの狂ったような報道で日本がパニックになりかねなかったわけでほっとします。何しろデング熱でさえも大騒ぎしたわけで、エボラ出血熱の場合はとめどない報道になっていたでしょうから。

どちらにしろエボラ出血熱患者が発生するのは時間の問題でしょうから、今回の報道ですこしずつ日本人の対応にも冷静にできるようになるでしょう。
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2014年10月25日

<エボラ熱>東北大病院が病床新設へ

エボラ出血熱やペストなど、危険性が極めて高い「1類感染症」の患者受け入れに向け、東北大病院(仙台市青葉区)が必要な病床を新設する方向で検討を進めていることが21日、分かった。2017年3月の完成を目指す。完成後、1類感染症に対応する「第1種感染症指定医療機関」に宮城県内で初めて指定される見通し。
 関係者によると、新病床は東北大病院が整備を計画する診療棟の一角に設置される。県が国の基準に合うかどうかなどを確かめ、第1種機関に指定する。
 県は今後、エボラ熱など1類感染症患者が県内で発生した場合の対策について、県医師会や東北大の専門家らでつくる感染症対策委員会などと協議。県内の医療関係者らを対象に、発生時の対応や防護服の着脱について研修会を開く予定だ。
 第1種機関の指定までの措置として近県に患者を移送するケースも想定し、既に第1種機関がある岩手、山形、福島各県などと協議を進める。
 厚生労働省によると、第1種機関となるには(1)空気感染に対応する特殊な空調設備(2)病原菌を拡散させない機能(3)感染症の治療経験を持つ医師が常時勤務−などの基準をクリアする必要がある。
 4月1日現在、全国の第1種機関は44カ所。東北では盛岡市立病院、山形県立中央病院(山形市)、福島県立医大病院(福島市)に2床ずつ指定されている。
 エボラ熱はことしに入り、西アフリカなど国外で感染が拡大。日本政府は全国の空港や検疫所で水際対策を強めている。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141022_13010.html
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エボラ出血熱の対応病院がない県がいくつかありますが、最低でも47都道府県すべてに1箇所はないとまずいですね。東北大病院が対応病院になることで宮城県にエボラ出血熱対応病院ができるわけです。まだ対応病院のない県がいくつかあるわけでその解消を急ぐべきでしょう。
posted by pandemic at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | エボラ2014年10月ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マリでエボラ熱感染 WHO「緊急事態」

西アフリカのマリで新たにエボラ出血熱の感染が確認された女の子について、WHO=世界保健機関は隣国のギニアから入国した際にはすでに症状が出ていたと指摘し、国をまたいだ感染の拡大を防ぐことの難しさが改めて浮き彫りとなっています。

西アフリカで患者が増え続けているエボラ出血熱について、マリの政府は23日、国内で初めて感染者を確認したと発表しました。
これについてWHOは24日声明を出し、感染が確認された2歳の女の子は隣国ギニアで葬儀に出席した祖母とともにバスでマリに移動し、その時にはすでに鼻からの出血などエボラ出血熱の症状が出ていたと指摘しました。そのうえでWHOは、「バスで移動している間に大勢の人が感染の危険にさらされた可能性がある。WHOは緊急事態と捉えている」として強い懸念を示しました。
WHOは、マリ国内での感染拡大を防ぐため、地元政府とともに女の子の診療に関わった医療従事者10人を隔離して健康状態を確認しているほか、バスの乗客など女の子と接触した人の特定を進めています。また、WHOは「流行の中心地の国の空港や港などで、出国する人に対する健康検査を強化することが感染拡大の防止には最も効果的だ」という見解を示しており、国をまたいだ感染の拡大を防ぐことの難しさが改めて浮き彫りとなっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141025/k10015687971000.html
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ついにアフリカで6カ国目の感染国ですねマリでの感染拡大をなんとか防いでほしいものです。
posted by pandemic at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | エボラ2014年10月ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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