2014年10月30日

エボラ熱阻止入念に 兵庫で対策強化、神戸港など臨船検疫

西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の感染拡大を水際で防ぐため、兵庫県内でも神戸検疫所(神戸市兵庫区)が神戸港などの検疫態勢を強化し、流行国からの船舶や、乗船者に感染が疑われる船舶が入港する際、検疫官が直接乗り込む「臨船検疫」を実施する。患者は県内2カ所の指定医療機関に搬送されることになるが、医療関係者の感染が目立つことから、2医療機関では受け入れ手順を繰り返し確認している。(黒川裕生、岩崎昂志)

 船舶の検疫は通常、入港前に無線で感染症の疑いのある人が乗船していないことを確認する場合がほとんど。エボラ熱の流行を受け、同検疫所はギニア、リベリア、シエラレオネへの寄港歴のある船舶や、コンゴでエボラ熱の患者や動物などと接触した乗員がいる場合、臨船検疫を実施する方針を決めた。

質問票を配布

 ただ、西アフリカからの航海日数はエボラ熱の潜伏期間(2〜21日)より長い約30日。仮に感染者がいても、日本に着く前に発症するため、同検疫所は「航路途中の国で治療することになるのでは」。直行便は姫路港と東播磨港に年間4隻程度で、まだ臨船検疫を実施した例はない。

 注意が必要なのは、西アフリカから空路で日本に近い中国などに入り、そこから船で日本に来るケースだ。潜伏期間内に入国する可能性があるため、同検疫所は入港する全ての船舶に「西アフリカに滞在した人はいるか」といった質問票を配布し、チェックを徹底している。

専用病室は4床

 感染が疑われる患者がいた場合、エボラ熱など1類感染症の専用病室が2床ずつある神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)、県立加古川医療センター(加古川市)に搬送する。

 専用病室内はウイルスを含んだ空気が外部に漏れないよう気圧を低くし、排水は滅菌処理して処分する。医師や看護師らは防護服を着用。患者の周囲にいた人に対しては保健所などが症状が出ないか追跡する。

 中央市民病院では8月から、感染症科の看護師らがエボラ熱治療を想定し、防護服の着脱を念入りに訓練。加古川医療センターでも、神戸大の専門医を招いて実践的な指導を受け、態勢強化を図っているという。

 県疾病対策課は「過剰に不安がらず、西アフリカの3カ国から帰国後に発熱があれば、地域の医療機関で受診せず、最寄りの保健所に連絡を」と呼び掛けている。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201410/0007461405.shtml
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空路よりもむしろ回路のほうがエボラ出血熱の侵入経路としてはリスクが多いでしょうね。日本中の海外から立ち寄る港で神戸港と同じくらいの対応をしてほしいものです。
posted by pandemic at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) | エボラ2014年10月ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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