2014年10月17日

エボラ出血熱の抗ウイルス薬、治験開始へ=米カイメリクス

米バイオ医薬品会社カイメリクス(ノースカロライナ州ダーラム)  CMRX +10.01% は16日、エボラ出血熱の抗ウイルス薬の臨床試験を開始すると発表した。

 カイメリクスによると、米食品医薬品局(FDA)が、エボラ出血熱に感染した患者を対象にブリンシドフォビル(一般名)の安全性、有効性、忍容性を調べる治験をただちに開始することを承認した。

 同社の広報担当者からコメントは得られなかった。

 カイメリクスは未承認のブリンシドフォビルを、これまで緊急対応として少なくとも2人の感染患者に提供した。この2人を担当した病院によると、1人はテキサス州ダラスのトーマス・エリック・ダンカンさん(死亡)、もう1人はネブラスカ州で治療中のアショカ・ムクポさんだ。

 同社によると、米疾病対策センター(CDC)や米国立衛生研究所(NIH)が実施したブリンシドフォビルの試験管での実験ではエボラ出血熱のウイルスに対する作用が認められた。

 ブリンシドフォビルは、サイトメガロウイルスやアデノウイルスなど別のウイルスに対してすでに治験が実施されているが、FDAの販売承認はまだ得られていない。

 カイメリクスのガレット・ニコルズ最高医療責任者(CMO)は15日遅く、アナリスト向けに説明会を開き、米国と欧州の患者を対象とした治験を実施する計画を明らかにした。

 ニコルズCMOは「われわれの目的はエボラ出血熱に対するブリンシドフォビルの安全性と抗ウイルス作用を見極めることだ。集中的に抗ウイルス療法をモニタリングし」、同薬が体内で作用する仕組みを把握することは可能だと述べた。

 同社は米国や欧州で引き続き緊急時にブリンシドフォビルを提供していく。

 またニコルズCMOは、ブリンシドフォビルが西アフリカで有効がどうかを探るための方法について、連邦政府機関や国際機関と協議を進めており、「数週間以内に何らかの発表をしたい」と述べた。
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10345363700595394421004580219422584099704?mod=WSJJP_hp_LEFTWhatsNewsCollection
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これまでは、経済的に見合わなかったエボラ出血熱の抗ウイルス剤ですが、今すぐ発売できれば莫大な利益になると世界中の医薬品メーカーが開発中なのでしょうね。数ヶ月で開発ができるほど甘いものではないと思いますが、少しは期待できそうです。問題は大量に患者が発生したときに、それに見合う量を提供できるかどうかなのでしょうね。
posted by pandemic at 15:17| Comment(0) | TrackBack(0) | エボラ出血熱  治療薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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